「フードセラピー」を活用したクッキングデイサービスの実施
「クッキングデイサービス」の実施により、「頭」を使い、「指先端までの両上肢」の神経、筋肉を活用し、料理を完成させていくことで達成感が得られ、良き仲間達と「作る」から「食べる」まで五感を感じながら行うことによりストレスが発散され、幸福感が生まれます。それが「精神」心の安定へとつながり、身体機能が維持向上され、生きる意欲が増大し、生き生きとした在宅生活を続けられていくことを目的とした機能訓練を目指します。
「五感」を感じるとは
「目」(視覚) 「耳」(聴覚) 「舌」(味覚)「鼻」(嗅覚) 「皮膚」(触覚) を通して生じる五つの感覚を活用することです。
「フードセラピー(食べるセラピー)」の意義とは
「イライラ感」「不安感」「無気力感」などは、ホルモンバランスの影響や脳が感じるストレスから来ていると言われ、基は「脳のオーバーワーク」が引き起こすコントロール機能の乱れにあります。脳にアプローチする「食べること」で脳を癒すことが非常に大切になると考えます。人間のもつ五感に働きかけて脳の動きを活性化させると脳は五感が刺激されることによって、本来の働きを取り戻そうとします。その意味でも「食べる」という行為は有効であり、食べるだけでなく、食べるものを「作る」行為も、弱った心に生きる力を与えてくれます。
「フードセラピー(食べるセラピー)」の活用により、五感を研ぎ澄ませながら“心を動かす”ことを意識して、“作る”から“食べる”までの過程を楽しみ、慈しむとことで、脳の元気を取り戻していきます。